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「シンプルに考える」 変化に強くなる方法としても活用できそうです



LIME株式会社のCEOを務めた森川亮さんの「シンプルに考える」をKindle版で読みました。

同書は6章から構成されています。各章ともさらに小分けされていて、少しずつ読み進めたい人に読みやすくなっています。構成までもシンプルになっていると感じました。

 

2. ビジネスのシンプルな本質とは?

「求める人」と「与える人」のエコシステム

ここでは、ビジネスの本質とは「求める人」と「与える人」のエコシステム (生態系)であることが書かれています。

 

人が求めているものを与えることができる人になるためには、「人が求めているモノを感じ取る力」と「感じ取ったモノをカタチにする技術」を磨き続けることが必要になります。

 

27. 「ビジョン」はいらない

未来を予測するより、目の前のことに集中する

誰にもわからない未来を明文化するのは難しいことで、その難しいことをわざわざ明文化すると、それに縛られて新しい変化への対応が遅くなってしまいます。

 

森川さんは「ビジョン」を作らなかったそうです。 「ビジョン」を作らないことで社員が不安に思うかもしれないけれど、その不安感が危機感となり、社員の神経が研ぎ澄まされた状態を作ることができたそうです。

 

「ビジョン」があったほうが安心できそうですが、その安心が新しい変化への対応を遅らせる原因にもなってしまう、だから未来を予測 (ビジョン)して安心するよりも、目の前のことに集中することが大切になるのだろうと思います。

 

30. 「計画」はいらない

計画があるから、変化に弱くなる

森川さんは中長期的な「ビジョン」だけでなく、「計画」はいらないと言っています。実際には「計画はある」けれど「計画を発表しない」ようにしていたそうです。

 

理由は、インターネットの世界は変化のスピードが速すぎて、数ヶ月先さえ予測するのが難しかったからだそうです。そしてその変化に合わせて頻繁に「計画」を変更しようとすると、計画変更のために手間取って変化への対応が遅くなってしまうことが大きな問題だったようです。

 

そこで「計画はある」けれど、敢えて「計画を発表しない」ことにしたそうです。このシンプルな解決方法にすることで、計画が変わったかどうか誰も気づかず、周りの人たちの変化への抵抗がなくなったことで、みんなハッピーになれたそうです。

最後に

この「シンプルに考える」を読むまでは、企業や組織にとって「ビジョン」や「年間計画」は必須のもののように思えていました。でもこれらが新しい変化への対応を遅らせる原因にもなるようです。

 

個人としては「人が求めているモノを感じ取る力」と「感じ取ったモノをカタチにする技術」を磨き続けることが大切になります。

 

同書は構成がシンプルでとても読みやすいです。少しづつ読み進めるのにも良いですよ。

 

これまでの読書記録